2016年、Googleが公表した確実に成果を出すための最新SEO情報

2016年、Googleが公表した確実に成果を出すための最新SEO情報
写真: Unsplash

GoogleやGoogleのスポークスマンが発信した最新のSEO情報を紹介します。

SEOについて、一番正確な情報はGoogleが公式に発表している情報です。ガイドラインとしてまとめられているものや、GoogleのSEOスポークスマンや検索エンジン担当スタッフがイベントやSNSで発信した情報は、信頼性があります。

一方で、SEOについては、「うわさ」や「推測」、あるいは「妄想」や「盲信」の情報が後を絶ちません。

それらの情報を鵜呑みにしてしまうと、効果がないばかりか、悪影響を及ぼしかねません。

本当に大切なコンテンツの価値向上に集中するためにも、SEOの「正しい知識」を身につけることで、余計な労力を使わずに、ポイントを押さえた施策を行うことが大切です。

今回は、GoogleやGoogleのスポークスマンが公表した、最新のSEO情報をまとめてご紹介します。

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ドメインのTLDはSEOに影響しない

TLDとは?

TLDは、Top Level Domainの略で、「.com」や「.jp」などドメインの末尾部分のことです。

他には、「.tokyo」や「.osaka」がTLDです。

最近、TLDの選択肢が増えてきたこともあり、例えば、東京の観光情報なら「.tokyo」、大阪のお店なら「.osaka」のドメインを使ったほうがSEOに有利なのではないか?と言われていました。

TLDはSEOに影響しない

GoogleのSEOスポークスマンであるジョン・ミューラーが、2016年6月14日のウェブマスターとの質問イベントで参加者からの「本当に、GoogleはTLDを全く評価していないのか?」という趣旨の質問に、次のように回答しています。

ミューラーの回答:
私の知るかぎり、完全にその通りだ。TLDについて説明すべきことは何もない。

TLDにSEO効果はありません。

営業マンの謳い文句、「東京のお店なら『.tokyo』の方が順位が上がります!」というのは嘘です。

もちろん、ブランディングやユーザーにとって分かりやすいという理由でTLDを選ぶことには価値があります。

リアルタイムチャットイベントの様子

このときのリアルタイムチャットイベントの内容はYouTubeで見ることができます。TLDについては動画の12分42秒ごろからです。以下に貼り付けた動画は、ちょうどTLDについての質問からスタートするよう設定してあります。

PC版とスマホ版に大きな違いがあるサイトは手動ペナルティを受ける可能性がある

PC版とスマホ版に大きな違いがあるサイトは手動ペナルティになる可能性があります。順を追って説明します。

Googleはモバイルのランキングにもデスクトップ版サイトの解析情報を使用

Googleのゲイリーは2015年7月28日に「Googleのクロールは、モバイル版とデスクトップ版で何か違いがあるのか?」という趣旨の質問に対して次のように回答しています。

ゲイリーの回答:
今は、モバイルのランキングにもデスクトップ版サイトの情報を使っている。(しかし、これはモバイル版とデスクトップ版に大きな違いがある場合に、Googleが何もチェックをしないということではない。)

現在、Googleはモバイル(スマートフォン)での検索結果にも、デスクトップ版サイトの解析情報を使っています。

モバイル版サイトの解析情報を使おうとする試みは行われているようですが、モバイル版は情報量が少なく正確に解析ができないなど技術的な理由により、まだ本格導入はされていません。

デスクトップ版とモバイル版での大きな違いはチェックされる

Googleは基本的にはデスクトップ版サイトの情報を使って、モバイルでの検索結果のランキングを決定しています。しかし、モバイル版サイトの情報を全くチェックしていないわけではありません。

つまり、デスクトップ版とモバイル版に大きな差があれば、チェックが行われ、手動ペナルティになる可能性があります。

大きな違いの定義は?

しかし、これは以下のように本当に全く異なる話題を取り上げている場合だけです。Googleのゲイリーは2015年7月29日に、「大きな違いの定義は?」という質問に、ツイッターで次のように回答しています。

ゲイリーの回答:
例えば、デスクトップ版に「子犬をもらってください」と書いてあって、モバイル版には「処方箋なしで、オンラインカジノでバイアグラを買おう」と書かれている場合です。

モバイル版とデスクトップ版に多少の違いがあっても、コンテンツの中身が全く異なるような大きな差異がなければ、通常は気にする必要はありません。

Googleはもうサイトの著者情報を利用していない

著者情報とは?

Googleは2011年6月に検索結果にコンテンツの著者情報する仕組みを導入しました。

著者情報は「rel=”author”」属性を使って、その記事を書いたのが誰かを示します。

例えば、評価されているブログの著者や専門家が、別のサイトやブログに寄稿をした場合、評価が高い著者が投稿した記事ということで、その寄稿記事も評価される、というものです。

著者情報は、自分のサイト内ではプロフィールページに「rel=”author”」属性を付与してリンクすることで、他のサイトへの寄稿記事内では自分のブログのプロフィールページに「rel=”me”」属性を付与してリンクすることで表示するようになっていました。

著者情報は検索結果に表示され、検索順位にも影響していました。

Googleは著者情報をもう使っていない

Googleのジョン・ミューラーは、2014年8月に、検索結果への著者情報の表示を廃止すると発表しました。

ジョン・ミューラーの投稿:
難しい決断だったけど、検索結果への著者情報の表示は廃止することにした。

著者情報を検索結果に表示することが、思ったよりもユーザーの役に立っていなかったというのが理由です。

この時に、著者情報のランキングへの影響もなくなったと考えられていましたが、正式には述べられませんでした。

しかし、2016年7月8日のウェブマスター向けの質問イベントで、ジョン・ミュラーはユーザーからの質問に回答する形で、著者情報のランキングへの影響を否定しました。

ユーザーからの質問:
誰が記事を書いたかは、ランキング要因にはならないのですか?ダニー・サリバンは素晴らしいライターです。もし、彼が私のブログに寄稿をしたとしたら、Googleはダニー・サリバンが書いたのだからこの記事も素晴らしいに違いないとは考えないのですか?

ジョン・ミュラーの回答:
ダニー・サリバンが書いた記事だからといって、その寄稿記事も素晴らしいとは言えないと思う。もし、その記事が素晴いならば、その記事自体の内容や、他のユーザーのその記事を推薦するリンクなどのフィードバックによって上位表示されるはずだ。有名な著者の寄稿だからといって、その記事も素晴らしいものだとは限らない。だから、ダニー・サリバンが書いた記事だと表示しても、それだけで上位表示されることはない。

著者情報を表示しても、それがランキングに影響することはありません。

もちろん、ユーザーに安心感や親しみやすさを与えるなどの目的で著者情報を表示することは意味があります。

1つのURLには1つのコンテンツのみを表示するべき

Googleのジョン・ミューラーは、2016年6月21日にツイッターでユーザーからの質問に次のように回答しています。

ユーザーの質問:
ユーザーの現在位置情報によって、同じURLで異なる内容のコンテンツを表示するのにベストな方法は?

ジョン・ミューラーの回答:
それはすべきではない。異なるコンテンツを配信しても、Googleは1つのバージョンしか見ないし、1つのバージョンしかインデックスしない。他のコンテンツもインデックスさせたいなら、そのコンテンツがクロールされることが必要だ。1つのURLでは、1つのコンテンツしかクロールされない。

ユーザーの位置情報や、会員情報などによってコンテンツの表示を変えるサイトがありますが、それぞれに表示するコンテンツをGoogleにインデックスして欲しいなら、URLは別々に分けるべきです。Googleは1つのURLでは、1つのコンテンツしかクロールしません。

特に、最近では1つのURLで、Ajaxを使ってリアルタイムに情報を取得して表示を変えるといった手法が増えています。ユーザーにページ遷移をさせずに、様々なコンテンツをダイナミックに表示できるのですが、SEOを重視する場合はおすすめできません。

コピー記事は、かなり正確に判別できる

Googleのジョン・ミューラーは、2016年7月1日の質問イベントでユーザーからの質問に次のように回答しています。

ユーザーの質問:
先日、Googleのゲイリーが、著者情報が無くても誰がその記事を書いたか判別できると言っていたけど、それは、コンテンツの価値を測るときに、誰が記事を書いたかを考慮しているということですか?

ジョン・ミューラーの回答:
誰がどの記事を書いているかが分かっているわけではない。でも、同じ記事を複数の場所で見つけたら、その記事のオリジナルがどれかは、かなりよく分かるようになっている。

Googleはコピー記事をかなりの精度で判別できるようになっています。

当然、基本的にはオリジナルの記事の評価が高くなりやすいです。

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  • Posted on 2016.07.14
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